手作り石けんって? | ||||||||||||||||
オリーブオイル石けん |
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手作り石けん…… 石けんってお家で作れるの?だれでも最初はそう思いますよね? 美雨も最初…ウソ〜!って思っていました。でも…出来るんです!学生の頃ワクワクした理科の実験のような感動と、お料理のケーキを作るような楽しさと、お花の成長を待ちわびる優しい気持ちを味わいながら…… 上の写真は…オリーブオイルと蒸留水そして…苛性ソーダこの3つの材料で出来ています。香料など一切使わず植物油だけで出来ています。 そう〜〜石けんは…オイルとお水、苛性ソーダがあれば一般家庭でも出来ます。これにオプションで好みの香りをつけたりハーブを入れたりすることで…自分だけのオリジナル、世界に1個の石けんになります。 手作り石けんの良さは…… 一般に手作り石けんは、コールドプロセス法と言う作り方で作ります。このコールドプロセス法は、出来上がるまでに時間はかかりますがグリセリン(保湿)をたっぷり含んだままの状態の石けんです。 手作りの良さは、このグリセリンのたっぷり入った石けんであることと、自分で作るのですから何が入っているのかが一目瞭然!香料でアレルギーが出る人であれば、無香料の石けんを作れます。 使用感、香り、色など…この世に一つしかない自分だけのオリジナルの物が作れます。自分の肌の状態に合わせて〜いろいろ作り、使い分けすることもできます。……そして〜何より作る楽しみを与えてくれる可愛い物なのです。 作り方は…作り方のページをご覧下さい。 |
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石けんはどうしてできるの? | ||||||||||||||||
油脂に強アルカリを加え加水分解させますとグリセリンと脂肪酸ナトリウムに分解されます。 この脂肪酸ナトリウムが私達が日ごろ使っている石鹸です。 植物油は化学的にいうと、脂肪酸とグリセリンのエステルです。これを水酸化ナトリウムで 加水分解(鹸化)してやると、脂肪酸ナトリウムとグリセリンになります。 脂肪酸ナトリウムが洗浄剤の役割をします。グレセリンは取り除かれることなくたっぷり石けん の中に残ります。
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手作り石けん(コールドプロセス法)と市販の石けん(中和法)の違い… | ||||||||||||||||
市販の石けんの多くは〜中和法で作られています。これは、油脂からではなく脂肪酸と 水酸化ナトリウムによる中和反応で石けんを作っています。 中和反応は,ケン化反応よりはるかに確実で簡単な方法です。 中和反応熱が利用できるので,量が多いと加熱の必要もありません。下の化学式を見ていただいて お分かりですが、保湿成分となるグリセリンが含まれておりません。 脂肪酸は,いろいろな動植物性油脂を高温高圧下の水蒸気による加水分解で作られます。 この加水分解工程で,色もにおいもなくなります。副産物がグリセリンで,他の用途に使用するため 取り除いてしまうのです。
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